暗記のコツ 1.反復

覚えたいけど覚えられない…!

暗記が苦痛で仕方がない…!

そんな嘆きの声は、いたるところで聞こえてきます。

暗記が苦手な人に、参考になればうれしいです。

反復

忘れていい

そもそも人の脳は、忘れるようにできています。

1回で覚えなきゃいけない!

覚えられない自分は記憶力が悪い!

というふうに、自分を責めなくて大丈夫です。忘れるのは当たりまえ!自然なことですよ^^


筆者もよく、つい10秒前に友達と話した内容を忘れてしまいますヾ(・▽・ ; )ノ

でも、好きな映画やアニメは何回も見るので、いつの間にか、それ覚えてる!?みたいな細かいセリフや進行まで覚えちゃいますね。

確実に記憶するには反復(くりかえし)は欠かせません。

1回で覚えられないのなら、3回は暗記しましょう。

3回でもだめなら5回。5回でもだめなら10回!!

とにかく反復しましょう!!

10回もやれば、さすがに覚えますよ^^

間隔は最初は短め、だんだん長く

同じ内容の暗記は、最初は間隔を短くしましょう。

間隔をあけすぎると、ほとんど忘れてしまいます。

かといって、同じことを5分後にくりかえす…とかだとさすがに意味ないです。

記憶してからの「時間」と「記憶の割合」をグラフにした、忘却曲線からもいえる方法です。


1時間後には、記憶の50%以上、忘れると言われています。

しかし、記憶をくりかえすことで、脳が忘れるスピードは、だんだんゆるくなります。


そこで、個人差はあると思いますが、たとえば、


2回目は1時間後~1日後

3回目は1~3日後

4、5回目は~2週間後

6回目以降は1か月後以上

くらいがよいでしょう。

思い出した!という感覚で

何とか記憶し続けなきゃ…と頑張るのは大変です。

それよりも、一回勉強したら、いったん別のことをするなどして、

いったん意識的に、暗記した事柄から離れましょう。

そして時間を置いて、また思い出してみます。

……

よし、思い出せた。やった!


この、ポジティブな気持ちを積み重ねましょう。

でも、もし思い出せなかったら、本をもう一度読み、

ああそうだった!

と声に出す、または心の中でつぶやいて、再度時間を置いて、

思い出せるかどうかやってみれば大丈夫です。